丸わかり!M&Aの必要書類まとめVol1
私は新卒で不動産広告営業をしており、金融知識ゼロの全くの未経験でM&A業界に入りました。
同じような境遇の中で、M&A業界を志す人、M&Aに取り組んでいる人も少なくないはず、、、と思い。
私の知識の整理も含めて、今回は、M&Aの必要書類について書いていきます。
必要書類はこれで全部!
- 秘密保持契約書
- アドバイザリー業務契約書
- ロングリストの作成
- 企業概要書・ノンネームシート
- 意向表明書
- 基本合意契約書
- 最終契約書
ん------!多いですね…ひとつずつ解説していきます!
今回は秘密保持契約から企業概要書まで解説していきます!
書類について説明していきます
秘密保持契約書
M&Aを進めていく上で、様々機密情報を取り扱います。
そのためまずはM&A仲介会社などの関係者と秘密保持契約を締結します。
この契約書を締結することで自社の機密情報を外部に漏洩するリスクを抑えることができます。
秘密保持契約書の話をしないM&A仲介会社は論外です。
気を付けましょう。
アドバイザリー業務契約書
こちらは仲介会社と売り手または買い手が締結する契約書で、
アドバイザーがM&Aを行う上でのアドバイスや実務などの業務範囲、それに対する報酬、
免責事項などについて書かれております。
それぞれの仲介会社によって、報酬の発生条件などが異なるため、
後でトラブルにつながらないようにしっかりと確認をしていきましょう。
ロングリスト(ショートリスト)
ロングリストとは候補先の買手企業を一定の条件に沿ってリストアップしたもので、
そこからより具体的な判断で絞り込んだものがショートリストです。
この確認作業は非常に重要であり、取引先や知り合いの会社などに情報が漏れないように、
このリスト選定のタイミングで排除しておく必要があります。
あまりにもリスト数を限定しすぎると、相手が見つかる可能性が下がってしまうため、
絶対に見せたくない企業だけを消すことが望ましいです。
企業概要書・ノンネームシート
候補先企業へ初期段階で提案する匿名の書類を、「ノンネームシート」と呼びます。
特定されない粒度で売上高、利益、エリア、希望株価などの条件を記載します。
ノンネームシートを見てさらに詳しく情報を知りたいとなった場合、
より具体的に検討をしてもらうため、売り手の決算書から従業員一覧など、
詳細な情報をまとめた資料「企業概要書」を開示します。
これを作るのがめちゃくちゃ大変ですが、怠るとM&Aが結局うまく進みません。
もしも、これから作られる方がいれば、サポートさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。
残り半分はまた別の記事で書いていきます!それではまた!
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